千二百羅漢



釈迦の涅槃時に立ち会った羅漢五百人
その百年後に結集した羅漢七百人
それにちなんだ千二百躰の羅漢像

都の端で静かに佇む


【羅漢】〈人々から尊敬・布施をうける資格のある人〉の意で,悟りをひらいた高僧を指す(世界大百科事典 第2版)

田園



市街地を少し出ると田園が広がり、山が近づく
京都が盆地であることがよくわかる

この先に後宇多天皇陵がある

南禅寺水路閣



一流国家となることを夢見て
国民が政府が社会が一体になっていた時代があった

その頃の面影を残しつつ、今なお京に水を運ぶ

山間




清滝川沿いの日本家屋

春に山桜 夏に蛍
秋に紅葉 冬に雪

日本の四季が凝縮されたような場所

睡蓮の庭



【印象派】1860年代半ばにフランスで起きた芸術運動で、描く対象の輪郭や固有の色より、周囲の光や空気の変化を正確にとらえようとした画家たちをさす(2006-12-06 朝日新聞 夕刊 2総合)



冬はつとめて
まだ町は眠っている

快晴



空の青さに目を奪われて

廃墟の傍



廃墟となったカフェの入り口付近
野良猫のベッドになっている

寂しい道



普段は観光客の姿が見られる道
今日は誰もいない